介護施設の院長の言葉がなければ、そのまま静かに家で看取るという道を選んだかもしれませんが、家で亡くなったら手を貸すことはしないと言われれば、、、やっぱり救急車を呼ぶしかありません。救急車内での状態は、体温32度、血圧は60程度。 病院は、いつもお世話になっている九州中央病院が引き受けてくれました。何時間か待って治療室に呼ばれた時は、意識が戻っていて、言葉は出ませんでしたが、あ、、という感じでこちらを見ていました。点滴も足の治療もしてもらっていたので(※) 肩にのしかかっていたものが、とりあえず取れて、家に帰りました。 ※ 「介護施設では」 家では、ほとんど強制的に食べさせていましたが、施設ではあまり食べられてなかったので、点滴をしてくださいとお願いしても、血管が見つからないからできないと言われていました。 足は、皮膚が破れて、悲惨な状態でした。栄養がとれないことが原因なのか、足が浮腫んで象さんの足状態でした。それが限界にまで来て、まず左足のかかとが破れて水分が流れ出しました。それから足の甲に噴火口のような穴が開き、左足は膝の近くまで皮膚がほころびる様に破れていき、足元に水溜りができるほどでした。「処置しました」と言われるのでそれ以上何も言えなかったのですが、、、シートを貼って、おむつ用のパットで足を包み、おむつのブーツを履いているようでした。これで改善するのか? そんなわけないよな、と思いながら・・・ 病院に着いて数時間で、点滴で意識が戻り、足の治療をしてもらって腫れもなくなっていました。それだけでも病院に受け入れてもらったことに感謝しています。
by chilinh
| 2018-12-30 23:51
| 物語は・・・
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