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カテゴリ:物語は・・・( 51 )

物語は


家に居られたのは、去年12月4日まで。と言うより、本当はその時がもう最後だったと思います。

迷いはしましたが、救急車をお願いして入院させてもらえたので、12月14日までの10日間、命を生きられました。

その時のことは、このカテゴリー「物語は・・・」の最初の5個の記事(↓)に書きました。

「物語は・・・」
「12月4日に・・・」
「12月4日に・・・(続き)」
「病院で・・・」
「12月14日に・・・」



娘が仕事から帰ってきたら、母親が自分で布団を敷いて亡くなっていた、ということが親戚の家で起こりました。私達もショックでしたが、一人娘の彼女はどう受け止めたのか・・・

幸い、と言うのが適切かどうか分かりませんが、8年くらい、介護というものを経験して思うことは、、、何だ?(笑)えーっと、ハンパない?ですかね(汗)

私は何かあれば絶対頑張る!というタイプですが、本人はどちらかというと、か弱いタイプで、こんなに頑張るとは想像もできないことでした。

本人の頑張り、掛けるの私の頑張り、頑張りの2乗で、想像を超えた物語になってしまいましたが、本人の能力がどんどん無くなっていく中でなんか見えてきたものがあるような気がします。

できることがほとんど全てそぎ落とされていく中で、それでも芯の部分?と言ったらいいのか、なんかよく分からない単語を使えば、魂?ますます分からなくなりそうですが(汗)それは意識が無くなった時にさえ感じるものがありました。

最後まで残ったものが、なんか分からないけど美しい?表現できないので諦めますが(苦笑)

物語は

ハッピーエンド

だったと言おうと思います。

by chilinh | 2019-09-08 13:52 | 物語は・・・ | Comments(0)

ラストソング ♯3

ある日突然気付いたのか、
「なんも手伝えんでごめんねー!」
と叫んだり、
(手伝えんとかいうレベルじゃないけどね、笑)

寝返りを打つことはできないので、朝、夜寝たままの体勢なのがちょっと心配になるんですが、オハヨと声をかけたら、
「うれしー!」
と叫んだり、

何と表現したらいいのか、、魂の叫び?
そんな感じのしゃべり方に思えました。

ほとんどの能力を失って、残ったものがまんまの無垢な魂だけなのかな、と。
それと、仲良しの介護士さんが、こんなになっているけど「深い所では全部分かってる」と言っていましたが、私もそう思います。

たとえ私の名前は分からなくとも。

「私は誰?」

・・・・トシちゃん(←叔母の名前)

「違う!」

・・・・⚪⚪ちゃん

「違ーう!誰じゃそれは!」(大笑い)

聞いたこともない名前、
意図せずに笑いもとれてるし?







by chilinh | 2019-08-26 18:46 | 物語は・・・ | Comments(0)

ラストソング ♯2

食欲はあるのですが、それでも、嚥下障害があるのでなかなか充分な栄養が摂れなくて、

足が浮腫んで、持ち堪えられなくて皮膚が破れて、足にオムツをしないと床に水溜まりができるような状態で、それをなんとか清潔に保つ!なんてことができるわけもなく・・

結局、足から細菌に感染していたのでしょう、食べたくないと言うようになり、少しでも食べてもらおうとあの手この手、たいへん苦労しました。

ある時
「食べない」と言うので、
「食べんと死ぬよ!」と言ったら、
「それでいい」と、、

で、叔母にも電話で説明して、覚悟を決めて寝かせていたら、どの位時間がたったか、(一時間くらいかも?)大きな声で!

「食べるー!」

また叔母に電話して大笑い!
いいかげんにしろよデス(笑)



とは言っても、あんなに、「おいしいねー!」と生きる力を見せることはなくなり、やっぱりもう覚悟するしかないと思いました。




by chilinh | 2019-08-16 19:54 | 物語は・・・ | Comments(0)

ラスト ソング

「そんなになっても生きておれるんやねぇ・・」

友達が思わずつぶやいてしまった↑ように、どこにこんな、生命力というか頑張る力が残っているのかと思うほど踏みとどまっている!でした。

デイサービスから帰って来ると、
「あー!お腹空いた。何か食べたい!」
グチャグチャベタベタの*ふるる*(介護食)しか食べられないのですが、
「おいしいねぇ♪あんたが作ったと?」
あんたが作ったと?がお決まりのフレーズで、作れるかい!がお決まりの返し(笑)

私は、よく「天然」と言われます。入院中も「テンネンテンネン」の大合唱でした、「あーもーうっせーよ」ですよ(笑)
親は、言えば上品な奥様風で、全然お笑い系ではありませんでした。
ところがこの頃、ポロッと出て来る言葉が、腰がぬけるほど可笑しいのです。面白いことを言おうとかじゃなくて、ただ自然に思いもよらない面白い言葉がポロポロこぼれて来る感じ・・

状況は悲惨というか、個人的には戦時中な感じだったのですが、、、
ですが、毎日笑い転げていました。



by chilinh | 2019-08-08 21:06 | 物語は・・・ | Comments(0)

人工肛門って・・ ♯2

お腹に穴を開けて、腸を引っ張り出して開いてお腹に縫い付ける、みたいな感じですかねぇ、たぶん・・
考えた人、凄いですね、というか腸が詰まってどうしようもなく切って出すしか無かった?のでしょうか・・


命には代えられない、とは言うものの、人工肛門は人によっては負担を伴うものです。ウチの場合、尿が混じるのでパウチ(人工肛門に貼り付ける袋)の隙間から漏れたり、そこから剥がれたり、朝起きたらパウチが剥がれ落ちて寝具が全て、もちろん本人も尿と便まみれになっていたり。言葉を失う景色です、が、それを何とか始末しなければならないわけで・・・


今、元職場の先輩が大腸がんで人工肛門になって、最近ヘルニア(腸が人工肛門から出て来る)の症状に悩まされています。ひどい時は着れる服がないほどだそうで、心配でたまりません。

人工肛門って・・・



by chilinh | 2019-08-02 10:32 | 物語は・・・ | Comments(0)

人工肛門って・・

手術中は、いつ緊急事態発生になるか分からないと思っていたので、長ーい緊張状態でいました。日常生活でもゆるい緊張は果てしなく続いてはいるんですけどね・・

まるで何事も無かったように手術が終わっていたのが、ちょっと嘘のように感じました。
先生曰く、「一つ良いことがありました。癌ではなかったです」
私もまず癌を疑いました。しかし、癌じゃなくてどんな状態だったのだろう?尋ねてみましたが、答えは溜め息だけ、ふぅー(;-_-)=3

どんだけグチャグチャだったのか・・・

人工肛門って、ま、よく聞く言葉ではありますが、人工って言うからには何か人工的な器具でも使うのかなとか思っていましたが、全然違ってました!無知でした!

言えば、お腹に梅干しが置いてある、って、何それ?でしょうが、それが第一印象です。


by chilinh | 2019-07-26 20:17 | 物語は・・・ | Comments(0)

理解できない ♯2

膀胱と腸が癒着していて尿に便が混じる?
言えば、腸と膀胱が破れてるってこと?それでも生きていられるのか?
分からないまま手術することが決まりました。

人工肛門にするらしいです。

???よく分かりません。
それで良くなるの???

それより、こんな状態で手術に耐えられるのか・・

あまり説明はもらえなかったけど、お願いしますとしか言えません。お腹を開けてみるまで分からない?な感じでした。質問もできないですね、手術してもらえるだけで有り難いです、ほんと。医療費無駄遣いしている感満載。年寄りは肩身狭いのですよ、残念ながらそれが実感・・・




by chilinh | 2019-07-23 18:47 | 物語は・・・ | Comments(0)

理解できない

退院してからは、介護施設に水分補給の点滴をお願いしていましたが、血管が見つからない(見つけてよ!)ということで、いつの間にか中止されてしまいました。なので、一生懸命水を飲ませていたのですが、焦って誤嚥!やってしまいました。吸引器で吸い出しましたが、結局また誤嚥性肺炎、入院・・

でももう、肺炎くらいでは驚かないようになってしまいました。

しかし、この後、尿が出なくなってまた入院した時には、いったいどうなっているのか分からなくて・・

尿バッグに全然尿が溜まってなかったので、詰まってしまったかと思い洗浄しても改善せず、尿バッグを外して導尿してみたらドロドロしたものがわずかに出ただけで、尿はほとんど出ていない・・

危ない状態だと思い、病院に連れて行きましたが、点滴をしてもらったら普通に出るようになりました。水分不足だったかなと反省しましたが、ヘドロのようなものが混じっていて、何か悪いものを洗い流してしまえば治るのかなと思っていました。毎日、今日はきれいになっているかなと期待しながら病室に入るのですが・・・

結局、状況は全く変わらず、かなり入院か長引いた後に詳しい検査をすることになりました。

結果、膀胱と腸が癒着しており、尿に便が混じっているということでした。言い方は変ですが、そんなことができるの?と思いました。膀胱にちょっとでも便が入ると尿路感染症になるというのに、大量の便が混じってもなぜ大丈夫なの?説明もなかったので、全く理解できない--

by chilinh | 2019-07-22 12:56 | 物語は・・・ | Comments(0)

お土産がいっぱい

退院する時は、持ちきれないほどのお土産が!

>膀胱洗浄の用具一式、これがけっこうかさばる。
>吸引器、重いです。

介護タクシーの人に手伝ってもらって運びましたが、これからこの荷物を使った作業が追加されるわけですねぇ・・・

・尿バッグの管理、膀胱洗浄、
・食事前に痰の吸引、吸引器の洗浄

今までも、ほぼ全介助で、これ以上仕事が増えて生きていけるだろうかと思いましたが・・・


付録のお土産!
乗り換えが面倒なので、私は毎日、博多駅から竹下まで約一駅歩いていました。おかげで、アスリート並の肉体を手に入れました。って、相当大ウソ(笑)ですが、これ位のお土産と言うかご褒美はあっていい!







by chilinh | 2019-07-16 12:38 | 物語は・・・ | Comments(0)

「さく病院」のこと

転院先の「さく病院」は竹下にあります。

竹下・・・JR博多駅の次の駅なので、案内で「次はぁ竹下」とかよく聞いていたけど、実生活では、「竹下ぁ?それどこにあるのぉ?」な感じで、ワタシ的には圏外と言うか、足を踏み入れたことがない!つまり、すごーく遠い!

ま、そんなことはどうでもいいことですが(笑)

歴史ある佇まい(古い?)の病院で、リハビリの優しい時を過ごさせてもらいました。理学療法士さんと作業療法士さんが午前と午後にていねいに指導してくれます。

私は、リハビリをしてもらっていると、とにかく嬉しくて羽根が生えたように体が軽くなる。一時的に肩の荷が降りた状態?

それと、栄養と水分補給のために点滴を続けてもらったので、状態は格段に良くなりました。脱水状態だったそうです。

前の病院で水分が足りてないのは感じていたのですが、食事管理されていたので手出しできませんでした。車椅子を借りて散歩に連れ出しても、意識が飛んで、しおれた花🥀のようでした。ここで水をもらってシャキーン!みたいな♪


談話室には、古ーいグランドピアノがあって、ベコーンカシャーンみたいな音ではありましたが、心癒やされました。弾かなくてもあるだけで。

ここでずっとリハビリ生活を続けたいけど、それはムリなんですよねぇ・・・






by chilinh | 2019-07-14 16:25 | 物語は・・・ | Comments(0)