人気ブログランキング |

<   2019年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧

ラストソング ♯3

ある日突然気付いたのか、
「なんも手伝えんでごめんねー!」
と叫んだり、
(手伝えんとかいうレベルじゃないけどね、笑)

寝返りを打つことはできないので、朝、夜寝たままの体勢なのがちょっと心配になるんですが、オハヨと声をかけたら、
「うれしー!」
と叫んだり、

何と表現したらいいのか、、魂の叫び?
そんな感じのしゃべり方に思えました。

ほとんどの能力を失って、残ったものがまんまの無垢な魂だけなのかな、と。
それと、仲良しの介護士さんが、こんなになっているけど「深い所では全部分かってる」と言っていましたが、私もそう思います。

たとえ私の名前は分からなくとも。

「私は誰?」

・・・・トシちゃん(←叔母の名前)

「違う!」

・・・・⚪⚪ちゃん

「違ーう!誰じゃそれは!」(大笑い)

聞いたこともない名前、
意図せずに笑いもとれてるし?







by chilinh | 2019-08-26 18:46 | 物語は・・・ | Comments(0)

ラストソング ♯2

食欲はあるのですが、それでも、嚥下障害があるのでなかなか充分な栄養が摂れなくて、

足が浮腫んで、持ち堪えられなくて皮膚が破れて、足にオムツをしないと床に水溜まりができるような状態で、それをなんとか清潔に保つ!なんてことができるわけもなく・・

結局、足から細菌に感染していたのでしょう、食べたくないと言うようになり、少しでも食べてもらおうとあの手この手、たいへん苦労しました。

ある時
「食べない」と言うので、
「食べんと死ぬよ!」と言ったら、
「それでいい」と、、

で、叔母にも電話で説明して、覚悟を決めて寝かせていたら、どの位時間がたったか、(一時間くらいかも?)大きな声で!

「食べるー!」

また叔母に電話して大笑い!
いいかげんにしろよデス(笑)



とは言っても、あんなに、「おいしいねー!」と生きる力を見せることはなくなり、やっぱりもう覚悟するしかないと思いました。




by chilinh | 2019-08-16 19:54 | 物語は・・・ | Comments(0)

ラスト ソング

「そんなになっても生きておれるんやねぇ・・」

友達が思わずつぶやいてしまった↑ように、どこにこんな、生命力というか頑張る力が残っているのかと思うほど踏みとどまっている!でした。

デイサービスから帰って来ると、
「あー!お腹空いた。何か食べたい!」
グチャグチャベタベタの*ふるる*(介護食)しか食べられないのですが、
「おいしいねぇ♪あんたが作ったと?」
あんたが作ったと?がお決まりのフレーズで、作れるかい!がお決まりの返し(笑)

私は、よく「天然」と言われます。入院中も「テンネンテンネン」の大合唱でした、「あーもーうっせーよ」ですよ(笑)
親は、言えば上品な奥様風で、全然お笑い系ではありませんでした。
ところがこの頃、ポロッと出て来る言葉が、腰がぬけるほど可笑しいのです。面白いことを言おうとかじゃなくて、ただ自然に思いもよらない面白い言葉がポロポロこぼれて来る感じ・・

状況は悲惨というか、個人的には戦時中な感じだったのですが、、、
ですが、毎日笑い転げていました。



by chilinh | 2019-08-08 21:06 | 物語は・・・ | Comments(0)

人工肛門って・・ ♯2

お腹に穴を開けて、腸を引っ張り出して開いてお腹に縫い付ける、みたいな感じですかねぇ、たぶん・・
考えた人、凄いですね、というか腸が詰まってどうしようもなく切って出すしか無かった?のでしょうか・・


命には代えられない、とは言うものの、人工肛門は人によっては負担を伴うものです。ウチの場合、尿が混じるのでパウチ(人工肛門に貼り付ける袋)の隙間から漏れたり、そこから剥がれたり、朝起きたらパウチが剥がれ落ちて寝具が全て、もちろん本人も尿と便まみれになっていたり。言葉を失う景色です、が、それを何とか始末しなければならないわけで・・・


今、元職場の先輩が大腸がんで人工肛門になって、最近ヘルニア(腸が人工肛門から出て来る)の症状に悩まされています。ひどい時は着れる服がないほどだそうで、心配でたまりません。

人工肛門って・・・



by chilinh | 2019-08-02 10:32 | 物語は・・・ | Comments(0)